既卒者が専門学校を選ぶ理由

既卒者が専門学校を選ぶ理由

大学・短大卒業後に専門学校に入学する理由とは?

「大学や短期大学を卒業したら就職する」という従来の構図に変化が生まれ、専門的な技術や資格など、さらなるキャリアアップをめざして専門学校に再入学するケースも見られます。
「専門学校入学者に占める大学・短期大学等の比率」(文部省学校基本調査)のグラフを見ると、2022年度では、専門学校への入学者約252,000人うち、大学・短期大学等を卒業している者は約13,600人。入学者全体の5.4%を占めており、専門学校生の約20人に1人が大学・短期大学の卒業生ということになります。

高等学校新規卒業者の進路(平成11年度~令和3年度)

▲専門学校入学者に占める大学・短期大学等卒業者の割合
(出典:文部科学省学校基本調査 2022年度)

「生きる力」が求められる時代に存在感を示す専門学校

高等学校卒業者の7割以上が進学する時代。大学への進学率が上昇傾向を続ける一方で、目指す職業に必要な技能を修得しようと専門学校進学を選択する生徒も、ここ数年は16~17%で推移しています。大学によっては入学の難易度が下がったことで全体的な学力レベルの低下が問題となっています。また、とくに目的もなく「とりあえず大学へ行けば就職に有利」という漠然とした理由で入学する者が増え、学生生活や就職活動で悩みを抱える学生の対応に苦慮している大学も珍しくありません。こうしたことを背景に、これまで日本の学校教育の中では軽視されがちだった「職業教育」の重要性が、いま改めて見直されています。社会人として生きていく力を養い、実践的な教育で実績を積み重ねてきた専門学校は、高等教育体系の中ではっきりとその存在感を示しています。

高等学校新規卒業者の進路(平成11年度~令和3年度)

▲高等学校新規卒業者の進路(平成11年度~令和3年度)
(出典:公益社団法人東京都専修学校各種学校協会/基礎知識01)

全幼教加盟校の安定した就職率

全幼教加盟校では専門知識・専門技術の知識を効率よく短期間で学び卒業後は国家試験を受験することなしに幼稚園教員免許・保育士資格を取得でき、他のいろいろな資格も取得できる環境が用意されています。また、幼稚園・保育園・こども園での実習や現場で活躍する先生からプロ意識を学び、スペシャリストとしての幼稚園教諭・保育士を養成しています。

全幼教加盟校は費用の負担が少ない

全幼教加盟校では通信教育などの追加の学習費用を必要とせず2年間で学習するので費用を安く済ませることができます。

幼稚園教諭・保育士になる先輩インタビュー

大学卒業後に専門学校へ。
春からは公立保育所の保育士に。

四年制大学で教職課程を履修したのをきっかけに、教育や福祉に強い興味を持つようになった韓さん。幼稚園教諭免許と保育士資格を取得して可能性を広げようと、大学卒業後、専門学校に入学しました。

授業も実習も楽しく充実、この道に進んで正解でした。

授業は全部好き。全部楽しいですが、特に好きなのは発達心理学です。実習も本当に充実しています。実習先は自分で選ぶことができるので、2年間、同じ園に行きました。実習のたびにどんどん世界が広がって、将来の夢も膨らんで、この道に進んでよかったなと思います。

こどもと一緒に成長したい、外国人親子も応援したい。

附属幼稚園や外部実習で多くのこどもと接して実感したのは、こどもたちは「今」を楽しみながら成長しているということ。保育士として常に笑顔で応援し、一緒に成長していきたいです。また、私自身が在日韓国人であることを活かし、外国人の親子の力にもなりたいです。