大学・短期大学では一般教養の授業が中心ですが、専門学校では幼稚園・保育園・こども園で働くための専門的な知識を学びます。出来る人も出来ない人もまずは基礎をしっかり学んでから応用に入ります。応用ではこどもたちを楽しませ心を通わせる技術を学びます。多くある専門的な授業の中から「ピアノレッスン」と「体育」を紹介します。
幼稚園教諭や保育士に欠かせないのがピアノ。未経験だったり、苦手意識があったりすれば不安を覚えるのも当然です。実際、多くの先輩たちも入学前には不安だったと語っています。
でも、大丈夫。文部科学省・厚生労働省指定の専門学校では、ピアノレッスン環境が充分に整えられ、マンツーマンや少人数でのレッスンも充実。さらに、入学前の補習があったり放課後に自由に練習できたりと、苦手な人や未経験の人もちゃんと弾けるようになるような体制が整えられています。
「一人ひとり本当に丁寧に教えてもらえるので、着実に上達しています」「弾き歌いのレパートリーが増えてくると楽しくて」…あなたもそんな先輩たちに続きましょう。
こどもたちを楽しませたり、身体能力を伸ばしたり、身体と身体の触れ合いから信頼関係を築かせたり。幼児教育の中で身体を動かす指導はとても大切です。そのためには、実際に自分の身体を動かして学ぶことが何より大切です。
実践的な勉強が中心となる全幼教加盟専門学校では、身体を動かす体育の授業も充実しています。
例えば、蒲田保育専門学校のある日の体育では、組み体操の練習。グループごとに倒立や扇、ピラミッドなどの技を次々と披露していきます。
組み体操の楽しさや難しさ、安全で効果的な指導法を体得することはもちろん、仲間と手をつないだり、身体を支え合ったり、他では得がたい経験が教育者としての豊かな成長につながるのです。
こどもに関わる仕事にはいろいろあると思います。幼稚園教諭と保育士の2つの資格を取得して現場で経験を積めば、さまざまな可能性が広がると思うのです。資格と実践力を早く確実に身につけたいと思ったので、文部科学省・厚生労働省指定の専門学校を選びました。
隣に附属幼稚園があって、そこで週1回、1年を通して同じクラスで実習が受けられるのはだんぜん魅力的です。いつもこどもたちと触れ合えて、その成長を目にすることもでき、学校の先輩でもある、園の先生からも多くのことが教われるのです。先輩の姿は目標でもあります。