「大学や短期大学を卒業したら就職する」という従来の構図に変化が生まれ、専門的な技術や資格など、さらなるキャリアアップをめざして専門学校に再入学するケースも見られます。
「専門学校入学者に占める大学・短期大学等の比率」(文部省学校基本調査)のグラフを見ると、2024年度では、専門学校への入学者約255,000人うち、大学・短期大学等を卒業している者は約12,300人。入学者全体の4.8%を占めており、専門学校生の約20人に1人が大学・短期大学の卒業生ということになります。
グラフ:専門学校入学者に占める大学・短期大学等卒業者の割合
(出典:文部科学省学校基本調査 2024年度)
高等学校卒業者の7割以上が進学する時代。大学への進学率が上昇傾向を続ける一方で、目指す職業に必要な技能を修得しようと専門学校進学を選択する生徒も、ここ数年は15~17%で推移しています。大学によっては入学の難易度が下がったことで全体的な学力レベルの低下が問題となっています。
また、とくに目的もなく「とりあえず大学へ行けば就職に有利」という漠然とした理由で入学する者が増え、学生生活や就職活動で悩みを抱える学生の対応に苦慮している大学も珍しくありません。
こうしたことを背景に、これまで日本の学校教育の中では軽視されがちだった「職業教育」の重要性が、いま改めて見直されています。社会人として生きていく力を養い、実践的な教育で実績を積み重ねてきた専門学校は、高等教育体系の中ではっきりとその存在感を示しています。
グラフ:高等学校新規卒業者の進路(平成15年度~令和6年度)
(出典:公益社団法人東京都専修学校各種学校協会/基礎知識01)
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授業は全部好き。全部楽しいですが、特に好きなのは発達心理学です。実習も本当に充実しています。実習先は自分で選ぶことができるので、2年間、同じ園に行きました。実習のたびにどんどん世界が広がって、将来の夢も膨らんで、この道に進んでよかったなと思います。
附属幼稚園や外部実習で多くのこどもと接して実感したのは、こどもたちは「今」を楽しみながら成長しているということ。保育士として常に笑顔で応援し、一緒に成長していきたいです。また、私自身が在日韓国人であることを活かし、外国人の親子の力にもなりたいです。