大学・短大卒業後 幼稚園・保育園の専門学校に入学する理由とは?

「大学や短期大学を卒業したら就職する」という従来の構図に変化が生まれ、専門的な技術や資格など、さらなるキャリアアップをめざして専門学校に再入学するケースが増えてきています。
「専門学校入学者に占める大学・短期大学等の比率」(文部省学校基本調査)のグラフを見ると、2019年度では、専門学校への入学者数約267,000人うち、大学・短期大学等を卒業している者は、14,307人。入学者全体の5.3%を占めており、まさに、専門学校生の約20人に1人が大学・短期大学等の卒業生ということになります。

専門学校の“就職力”の強さも再入学を希望する学生の目的のひとつ。大学や短大の就職率が景気動向の影響を受けて変動するのに比べ、専門学校の就職率は常に80%近い数値を維持しています。しかも、専門学校では、学んだ専門分野と就職が結びついていることも大きな特徴であり、関連職種への就職率は実に90%を超えています。つまり、「やりたい」と思って勉強したことが、そのまま社会で生かせるわけであり、やりがいをもって仕事に従事することができます。
養成校は安定した就職率
養成校では専門知識・専門技術の知識を効率よく短期間で学び、「卒業後に2年間で幼稚園教諭・保育士の資格が授与」され他資格も取得できる環境も用意されてます。 また、幼稚園・保育園での実習や現場で活躍する先生からプロ意識を学び、保育士・幼稚園教諭のスペシャリストを養成しております。これらの事が企業の注目を浴び、毎年80%以上の就職率を達成しています。
養成校は費用・学習の負担が少ない
短期間で学べるのも増加理由の1つです。例として大学の4年間で一般教養を含め学習しますが、
養成校の場合、幼稚園教諭・保育士になるための専門性の授業を2年間で行います。
また通信教育などのの追加学習費用を必要とせず2年間で学習するので費用が安く済ませることが
できます。
幼稚園の先生・保育士になる先輩インタビュー

大学卒業後に専門学校へ。
春からは公立保育所の保育士に。
韓 栄淑さん (青山学院大学出身)
四年制大学で教職課程を履修したのをきっかけに、教育や福祉に強い興味を持つようになった韓さん。幼稚園教諭と保育士の資格を取得して可能性を広げようと大学卒業後、専門学校に入学しました。

授業も実習も楽しく充実、この道に進んで正解でした。
授業は全部好き。全部楽しいですが、特に好きなのは発達心理学です。実習も本当に充実しています。実習先は自分で選ぶことができるので、2年間、同じ園に行きました。実習のたびにどんどん世界が広がって、将来の夢も膨らんで、この道に進んでよかったなと思います。
クラブで仲間と頑張って、公立保育所への就職を実現。
私が通う専門学校は、就職や将来のためになるクラブ活動も充実。保育士になりたい、公立保育所に勤めたいと思ったので、公務員試験合格をめざす「タンポポクラブ」というクラブで仲間と頑張りました。おかげで合格・採用。この春のデビューが楽しみです。

子どもと一緒に成長したい、外国人親子も応援したい。
附属幼稚園や外部実習で多くの子どもと接して実感したのは、子どもたちは「今」を楽しみながら成長しているということ。保育士として常に笑顔で応援し、一緒に成長していきたいです。また、私自身が在日韓国人であることを活かし、外国人の親子の力にもなりたいです。
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