幼稚園・保育園の現在と将来
現在、幼稚園の先生の数は、全国で約11万人。

その大多数は女性で、男性は約7千人とわずかです。幼稚園の数は国公立と私立を合わせて約1万3千施設あり、園児数は約158万人です。
幼稚園の先生の活躍は、幼稚園だけにとどまりません。
少子化が進行していますが、女性の社会進出によって、「預かり保育」などをする幼稚園が増え、幼稚園教諭が求められています。そして、幼児期の教育に対する関心度が高まっており、ピアノ教室、英会話教室、水泳教室などの習い事を教える課外教室も今後は増えていくと予想されます。
幼稚園教諭の活躍の場は、幼稚園だけにとどまらず、これからは習い事の教室や、玩具メーカー、絵本の出版社など、多彩な分野に広がってくることが期待できます。
女性の社会進出が、保育士のニーズを高めています。

少子高齢化と言われていますが、都市部の待機児童や乳児を対象にした保育ニーズは高まっています。その背景には女性の社会進出があります。「子どもを預けて働く女性の増加」、「共稼ぎの世帯の増加」などが挙げられます。
「子ども・子育て支援新制度」が平成27年4月に政府から発表されました。子育てを社会全体で支えるこの政策によって、夜7時まで預かる「延長保育」や宿泊をともなわない「夜間保育」、子どもが病気の時にも預かる「病棟保育」などのサービスもあり、ますます保育ニーズは高まっています。
劇場やデパートで、子どもを一時的に預かるサービスが誕生
児童福祉施設と合わせて、保育士が活躍できる場所はたくさんあります。ベビーホテルやベビーシッターサービス会社でも保育士の資格をもつスタッフを必要としています。また、劇場、美術館、デパート、ホテルなどでお母さんから子どもを一時的に預かるサービスも誕生しています。このような場所でも保育士の資格が力を発揮するのです。
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