大学・短大卒業後 幼稚園・保育園の専門学校に入学する理由とは?

「大学や短期大学を卒業したら就職する」という従来の構図に変化が生まれ、専門的な技術や資格など、さらなるキャリアアップをめざして専門学校に再入学するケースが増えてきています。 「専門学校入学者に占める大学・短期大学等の比率」(文部省学校基本調査)のグラフを見ると、22年度では、専門学校への入学者数約267,000人うち、大学・短期大学等を卒業している者は、前年から4,000人以上も増加して24,881人。入学者全体の9.3%を占めており、まさに、専門学校生の約10人に1人が大学・短期大学等の卒業生ということになります。
専門学校入学者に占める大学・短期大学等卒業者の割合 専門学校入学者に占める大学・短期大学等卒業者の割合(出典:文部科学省学校基本調査)
 
専門学校の"就職力"の強さも再入学を希望する学生の目的のひとつ。大学や短大の就職率が景気動向の影響を受けて変動するのに比べ、専門学校の就職率は常に80%近い数値を維持しています。しかも、専門学校では、学んだ専門分野と就職が結びついていることも大きな特徴であり、関連職種への就職率は実に90%を超えています。つまり、「やりたい」と思って勉強したことが、そのまま社会で生かせるわけであり、やりがいをもって仕事に従事することができます。
専門学校に学ぶ大学・短大卒業生の学歴観・職業観調査 専門学校に学ぶ大学・短大卒業生の学歴観・職業観調査から(平成17年度/(社)東京都専修学校各種学校協会)
 

大学卒業後に専門学校へ。
春からは公立保育所の保育士に。

子どもに関わる仕事の可能性を広げていきたいと思っています。
韓 栄淑さん
(青山学院大学出身)

四年制大学で教職課程を履修したのをきっかけに、教育や福祉に強い興味を持つようになった韓さん。幼稚園教諭と保育士の資格を取得して可能性を広げようと大学卒業後、専門学校に入学しました。

授業も実習も楽しく充実、この道に進んで正解でした。

授業は全部好き。全部楽しいですが、特に好きなのは発達心理学です。実習も本当に充実しています。実習先は自分で選ぶことができるので、2年間、同じ園に行きました。実習のたびにどんどん世界が広がって、将来の夢も膨らんで、この道に進んでよかったなと思います。

クラブで仲間と頑張って、公立保育所への就職を実現。

私が通う専門学校は、就職や将来のためになるクラブ活動も充実。保育士になりたい、公立保育所に勤めたいと思ったので、公務員試験合格をめざす「タンポポクラブ」というクラブで仲間と頑張りました。おかげで合格・採用。この春のデビューが楽しみです。

子どもと一緒に成長したい、外国人親子も応援したい。

附属幼稚園や外部実習で多くの子どもと接して実感したのは、子どもたちは「今」を楽しみながら成長しているということ。保育士として常に笑顔で応援し、一緒に成長していきたいです。また、私自身が在日韓国人であることを活かし、外国人の親子の力にもなりたいです。 キレイでビッシリ、韓さんのノート ▲キレイでビッシリ、韓さんのノート

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